蒸留竹酢液で健康生活
自然の力が あなたの健康 を応援します

 
竹酢液・木酢液に関する情報
 
 竹酢液・木酢液の環境や動植物に対する有用性は、学会誌などに研究者の報告がなされていましたが、最近はテレビや出版物をつうじて多くの方々に広く知られるようになりました。
 人々の健康への関心の高まりとともに市場が拡大し、様々な製品が販売されています。
 しかしながら、竹酢液・木酢液は医薬品ではありません。そのうえ、品質や製法に関する規定が無いため、玉石混淆の状態です。現在市販されている製品の多くは竹酢・木酢ともに原材料についても全く確認が取れず、中国、東南アジアからの輸入品であり、原液ではなく希釈したモノが堂々と原液と称して販売されているのが実情です。
 国内産でも、建築廃材を使ったモノが見られ、集成材の接着に使われるホルムアルデヒドを含む商品が安価でホームセンターなどで販売されています。

 竹酢液の使用に関しては使用者各自の自己責任になります。
 多くの情報の中から、使用者が本物を取捨選択する必要があります。




竹酢液とは

 竹酢液は、竹炭を焼くときに生じる焼成煙からの水蒸気として蒸発してしまう成分を逃さず採取して、精製した純粋(天然)な液体です。
  焼成初期煙と終期煙ものは、有機酸が変性した不純物が含まれており、純度を高めるためには適しません。水蒸気となった竹酢液の全体の約80〜90%が水分です。 強酸性でpH3程度をしめし、主成分は、酢酸・ギ酸・プロピオン酸・ポリフェノール・プロパノール・メタノールなど約二百種類以上の有機化合物からなります。 
 
   竹酢液は医薬品ではありませんので、病状改善などの症例や、治療目的での使用方法については表示することができませんが、関連図書や健康雑誌、竹酢関連ホームページに竹酢液の有用性について数多く報告されていますので、検索等によりご参照下さい。


竹炭とは
 
 
竹炭の作り方は、粘土で作った炭窯でじっくりと時間をかけてやきあげるのが普通の作り方です。まず窯に火を入れると竹から水分が出ます。この水分を窯の粘土が吸収して、温度が上がると黒土から水分が出るのです。炭化初期の窯の中には常に水蒸気が飽和していて、この状態で炭材はゆっくり乾燥し炭化しますので、炭の品質が安定するわけです。

 炭やき窯でなくても、一斗缶やドラム缶、アルミホイルで包んでも、竹を密閉した状態で加熱すると炭化現象が起こり竹炭は出来ます。最近、木酢液・竹酢液の効果が広く認知され需要が増えた結果、バーナー燃焼による製造プラントで短時間で大量生産された製品がほとんどになりました。

 しかし、竹炭・竹酢液の品質は、良質の粘土でつくった炭窯で焼き上げたものが特段優れています。竹酢液の持つ人体や植物に対する「波動」が全く異なります。

 また、原料となる竹の品質が重要です。
 その土地の地質、気候条件、伐採の時期、乾燥保存期間などにより竹酢液の品質(波動を含め) が大きく変わります。竹炭や竹酢液の材料となる竹の種類ですが、わが国では孟宗竹と真竹で8割を占めており、用材としての主力は孟宗竹です。 

 竹炭と木炭の違いは炭の形です。
 竹炭は空洞となっていますから、木炭に比べ面積が少なく、収炭量も当然少なくなり、コストの面でも高くつくことになります。
 炭窯で焼く方法ですと、仕上げの段階の火の消し方により『白炭』と『黒炭』に区別されます。
 白炭は、窯の温度が炭化のほぼ終わる頃、約400度に上昇した時に、焚き口を開き空気を送り込み、窯の中のガスを燃焼させて温度を一気に約1000度にあげます。この操作で、炭の温度も芯まで上昇し、炭化状態にばらつきのない均一な竹炭に仕上がるのです。そして、竹炭をかき出し、消し粉をまぶして急冷させながら消します。
 黒炭は、同様に約400度まで温度を上げ、炭化が終了した時に窯を密閉し、そのまま空気を遮断して自然に冷やして出来上がります。
 白炭と黒炭にはそれぞれの特性がありますので、用途に合わせて使えばよろしいでしょう。


健康飲料としての利用

 木酢液、竹酢液を精製して原液に含まれる有害物質を取り除き、服用できるようにした清涼飲料が一部のメーカーで商品化されています。今から30年前、宮崎市の宮崎みどり製薬(株)で発表された『森林酢』がその草分けで、木酢液入り飲料として認定をうけた最初の商品です。南九州地方特産の照葉樹(常緑広葉樹)の樹皮を乾留して抽出した木酢液を精製・蒸留したものです。
 原液に含まれるタール分、なかでも発ガン性物質のベンズピレンなどの有害物質を完全に除去した透明の飲料です。主成分の酢酸のほか、カルシュウム、カリウム、ナトリウムなど、約280種類の有用成分がバランス良く含まれています。ほかに竹、笹、薬草類のエキスなど、さまざまな天然成分が補充されていて、健康飲料としての効能は食用酢の約30倍といわれています。
 


実験でも証明されている効能
 
 

 木酢液・竹酢液の効能が広く認知されると、市場にはこのブームに便乗した粗悪品が氾濫します。現行の薬事法は、幸か不幸か、木酢液・竹酢液の新用途開発を制約する一方で、こうした市場における粗悪品の流通を水際で阻止する役割もはたしています。
 たまたま手にいれた木酢液・竹酢液がたとえ粗悪品でなくても、薄めずに患部に塗ったり、濃い濃度の液に肌を浸すと、体質や症状によって炎症をおこすことがあります。木酢液・竹酢液を使うときは『使用目的に応じて、適正濃度に薄めるほど効果がよくなる』と心得るべきです。

 竹酢液の主成分は酢酸で、その中には多くのフェノール、ポリフェノールが含まれ、それらは細菌やカビに対して殺菌・消毒効果があることが知られています。
 竹酢液にはわかっているだけでも約200〜280種類以上の成分が含まれており、主成分の酢酸は皮膚素面の角質をやわらかくしたり、引き締めてくれます。アルコール成分は殺菌・消毒の働きをし、アルデヒド成分は浸透性に優れています。
 
             著者 元大阪市立大学医学部講師
               山ロクリニック院長 医学博士 山口武津雄





竹炭とは
 
 
竹炭の作り方は、粘土で作った炭窯でじっくりと時間をかけてやきあげるのが普通の作り方です。まず窯に火を入れると竹から水分が出ます。この水分を窯の粘土が吸収して、温度が上がると黒土から水分が出るのです。炭化初期の窯の中には常に水蒸気が飽和していて、この状態で炭材はゆっくり乾燥し炭化しますので、炭の品質が安定するわけです。
 炭やき窯でなくても、一斗缶やドラム缶、アルミホイルで包んでも、竹を密閉した状態で加熱すると炭化現象が起こり竹炭は出来ます。最近、木酢液・竹酢液の効果が広く認知され需要が増えた結果、バーナー燃焼による製造プラントで短時間で大量生産された製品がほとんどになりました。 しかし、竹炭・竹酢液の品質は、良質の粘土でつくった炭窯で焼き上げたものが特段優れています。竹酢液の持つ人体や植物に対する「波動」が全く異なります。
 
 また、原料となる竹の品質が重要です。その土地の地質、気候条件、伐採の時期、乾燥保存期間などにより竹酢液の品質(波動を含め)が大きく変わります。竹炭や竹酢液の材料となる竹の種類ですが、わが国では孟宗竹と真竹で全体の8割を占めており、用材としての主力は孟宗竹です。
 
 竹炭と木炭の違いは炭の形です。竹炭は空洞となっていますから、木炭に比べ面積が少なく、収炭量も当然少なくなり、コストの面でも高くつくことになります。
 炭窯で焼く方法ですと、仕上げの段階の火の消し方により『白炭』と『黒炭』に区別されます。
 白炭は、窯の温度が炭化のほぼ終わる頃、約400度に上昇した時に、焚き口を開き空気を送り込み、窯の中のガスを燃焼させて温度を一気に約1000度にあげます。この操作で、炭の温度も芯まで上昇し、炭化状態にばらつきのない均一な竹炭に仕上がるのです。そして、竹炭をかき出し、消し粉をまぶして急冷させながら消します。
 黒炭は、同様に約400度まで温度を上げ、炭化が終了した時に窯を密閉し、そのまま空気を遮断して自然に冷やして出来上がります。
 白炭と黒炭にはそれぞれの特性がありますので、用途に合わせて使えばよろしいでしょう。




畜産・水産飼料で多彩な効果

 
木酢液・竹酢液を吸着させた粉炭を飼料に混ぜて家畜に与えると、食欲が盛んになり、成育状態が良くなります。排泄物の色も形もきれいになり、臭いが気にならなくなります。これは内臓、特に腸内の異常発酵が無くなり、与えた飼料の滑化吸収が順調に行なわれている証拠です。
 こうして育てた家畜を解体すると、ムダな脂肪がなく、肉もよくしまり、特に肝臓の健康状態の良いことが肉眼でも分かるほどだといわれています。
 人間や動物の腸には乳酸菌・ビフィズス菌など、無数の善玉菌が生きていて、それが木酢液・竹酢液を好むので、ちょうどヨーグルトと同じように、善玉菌の増殖を助け、その活動を盛んにするためです。
 
 その例として、飼料用に加工された木酢液を主成分とする製剤 (商品名 :ネッカリッチ宮崎みどり製薬株式会社製品) を使った実験結果を紹介します。
 
 以下は、坂井田節氏(現、聖徳学園大学教授、科学技術庁技術士、農学博士) の研究論文(食品工業・Vo1.37No.16の掲載記事および同氏著『木酢液の飼料効果』(日本木酢液協会資料)・同『高品質卵の生産技術と流通』木香書房より抜粋して引用しました。実験データの詳細は省略します。
 
 「乳牛飼料に添加した効果」
 木酢液製剤を乳牛に対して体重1sあたり一日0.3〜0.5gの割合で経口投与すると、赤血球数の増加、ヘマトクリット値の上昇など、血液性状が改善され、胃汁のPHが正常値に回復しました。その結果、乳量が増加し、胃汁中のVFA(揮発性脂肪酸)量も増加すると報告されています。




竹酢液と食用酢のちがい 『岸本定吉監修・池嶋庸元著より』

 
木酢液・竹酢液は、酢酸を主成分とする酸性の液体で、その点では食用酢と似ていますが、それぞれまったく違った方法でつくられています。
 
 食用酢は穀物のデンプンなど、糖分(炭水化物)を酵素で分解してつくられるのに対して、木酢液・竹酢液は、木や竹の成分を熱分解してつくった液体です。
精製された液は透明で、色も食用酢に似ていますが、木酢液・竹酢液は100万倍に薄めても、こげ臭い刺激臭は消えません。クジラのべ一コンやハムーソーセージなどの薫製品は、木酢液・竹酢液の消臭・殺菌作用やフレーバー(香味)作用を利用して作られている保存食品です。
 今、市販されている食品のほとんどといっていいほどその中には、無数の化学物質が使われています。
 こうした物を、長年食べ続けたり、病気に対しても化学薬品による対症療法にたよりすぎると、人間がもともと身につけている自然治癒力が衰えます。
 『薬』という文字は、草と木のエキス(天然の有効性分)で、楽になると書きます。
 つまり薬は自然界に存在する薬効のある食材のことで、『草や木の力で健康に暮らすのが自然な生き方』と言う意味が込められています。
 自然の産物で有る木酢液・竹酢液が昔から様々な民間療法に試みられてきたのも、こうした考え方によるものです。その特徴は、多種類の有効性分による複合作用によって体に負担をかけずに、穏やかな効き目が見られることです。
現行の薬事法は、木酢液・竹酢液を化粧品、医薬品として認可していません。
 整腸剤に使われているクレオソートなどの薬効成分が含まれている反面、ベンズピレン・ジベンズアントラセン・メチルコランスレンなどの発ガン性物質が含まれている場合があるからです。
 その量は、タバコの煙りや魚のコゲに含まれる発ガン性物質にくらべて桁違いに少ない量ですが、現行の薬事法はこうした有害物質を理由に医薬用としての利用を禁じています。




利用の可能性
 
 木酢液、竹酢液に含まれている成分のひとつ、フェノールは、木や竹の主成分・リグニン(炭化水素)が熱分解されてできた物質です。
 このフェノールの中には、エチルグアヤコール整腸剤に使われているクレオソートなどの薬効成分が含まれている反面、ベンズピレン、ジベンズアントラセン、メチルコランスレンなどの発癌性物質やクレゾールなどタール分とよばれる有害物質も含まれています。
 その量は、タバコの煙りや魚のこげめに含まれる発癌性物質に比べて桁違いに少ない量ですが、現行の薬事法は、こうした有害物質を理由に、木酢液、竹酢液を食品、化粧品、医薬用に添加したり、医薬品、化粧品として販売することを禁じています。
 
 タール分は採取時の炭化温度425度以下(排煙温度150度以下)で排煙の色が青みを帯びる前の段階で採取すると、その発生が防げます。また、採取したばかりの粗木酢液、粗竹酢液に溶け込んでいるタール分は、蒸留・精製をおこなう事によって、比較的簡単に取り除く事ができます。しかし、その方法によっては、外観は無色透明でも有効成分が半減もしくは殆ど無くなってしまい、製造者の技術に大きく依存します。
 林業従事者は、昔からこうした木酢液、竹酢液の持ち味を知り尽くし、正しく理解した上で、皮膚疾患の応急処置やスキンケアの民間療法に生かしてきました。
 


環境衛生への利用 人畜にも無害
 
木酢液・竹酢液には約300種類の成分が含まれていて、どんなに複雑なニオイにも、その内のどれかが反応するので、消臭作用にも当たりはずれがなく、人畜にも無害です。
 木酢液・竹酢液の主成分である酢酸は、発酵臭をおさえる働きをするので、家畜のフン尿処理、汲み取り式のトイレ、ゴミ集積場などの消臭にも好適です。
 こうした消臭法は日本独特のもので、日本人の生活の知恵から生まれた木酢液・竹酢液の有効利用法のひとつです。
ゴミ集積場や残飯処分場などに散布すると、消臭のほかに、カラス・イヌ・ネコなどを寄せ付けない効果もあります。
 使用法は30〜100倍くらいに薄めた木酢液・竹酢液を1uあたり約10〜30mlくらいの割合で散布します。流し台・排水口・浴場・ペット小屋などには50〜200倍くらいに薄めて散布します。使用量については、ニオイが消えることが条件で特に基準はありません。

消臭のしくみと特徴
 
ペットのフン尿・汚物・生ゴミなどニオイが気になる所には、5倍くらいに薄めた木酢液・竹酢液を一振りするだけで、たちどころにニオイが消えます。養鶏場や養豚場で使っても同じ効果があります。
 消臭のしくみにも、木・竹酢液には、炭とは異なる特徴があります。
 多孔質の炭は吸着という物理的作用と、孔に住み着く微生物の力で、吸着したニオイの成分を分解する生物学的作用で消臭します。
 一方、木・竹酢液は中和とか、マスキングとよばれる化学的作用で消臭します。木酢液・竹酢液に含まれる酢酸を主成分とする有機酸、つまり酸性の物質が、悪臭源に多いアンモニア・硫黄化合物など、アルカリ性の物質を中和したり、木酢液・竹酢液の薫香でマスキング(包み込む)してしまいます。
 動物の排泄物や生ごみなどが酸化(腐敗)発酵するときに発生する悪臭には様々なニオイの原因物質が混ざり会って、これを消すのは容易ではありません。
 市販の消臭剤は、トイレ用、生ごみ用など、それぞれの用途が特定されているばあいが多く、単一または用途に合わせた薬剤を主成分として作られています。
 たとえば、トイレ用消臭剤の場合は、悪臭源は大便に含まれているメルカプタンや硫化水素で、これらの成分に反応しやすい化学物質である有機酸、フラボノイド、ポリフェノールなどが配合されています。




植物への利用
 
 
竹酢液は炭材の主成分であるむヘミセルロース、セルロース、リグニンが熱分解してできた産物です。 約300種類いといわれる成分の中には、ポリフェノール、クレオソートなど薬効成分といっしょに、ベンズピレン、ジベンズアントラセンなどタール系の発ガン性物質やクレゾールなどの有害物質も溶け込んでいます。
 このため、薬効を謳って安易に販売したりすると、薬事法などにも抵触します。
  竹酢液は、適正な炭化温度(排煙温度80度から150度、窯の温度350度から425度)で採取し、きちんと蒸留、精製することによって、有用な成分は濃縮され、有害物質を限りなくゼロに近づけることができます。ただし、精製方法によって有効成分の含有率は大きく変化します。
 
 竹酢液を農業用に正しく使うと、土壌環境が改善されて、植物に有用な微生物が増殖し、作物も丈夫に育ちます。この結果、病虫害の発生を防ぎ作物の品質が向上し、農薬や化学肥料の施用量を減らすことができます。
 こうした効果は、人体にたとえると体力が強化され、免疫力や自然治癒力が高まり、病気に対する抵抗力が身に着くのと同じです。
 人間は有史以来、生きるためのエネルギー源として天然の食材を選んで食べ、生命と健康を維持してきました。ところが、いま市販されている食品の多くには無数の化学物質が添加されています。それらの多くはもともと自然界にはなかった物で、これを口にすることは、人体の生理になじまないばかりでなく、健康障害、副作用というリスクを負わされることになります。
 病気に対しても、化学薬品による対症療法に頼りすぎると、人間がもともと身につけている自然治癒力が衰えます。『薬』という文字は草と木のエキス(天然の有用成分)で楽になると書きます。つまり薬は自然界に存在する薬効のある食材のことで、『草や木の力で健康に暮らすのが自然な生き方』という意味がこめられていると考えてもいいと思います。
 自然の産物である竹酢液が昔からさまざまな民間療法に試みられてきたのも、こうした考え方によるものです。その特徴は、多種類の有効成分による複合相乗作用によって、体に負担を掛けずに、穏やかな効き目が見られることです。




使い方しだいで農薬以上の効果

 
木酢液・竹酢液が農業資材として実用化されてから数十年になります。その用途も、水田、露地栽培、ハウス栽培、果実栽培、花卉栽培、芝の栽培保守へと拡大しています。そして、土壌改良で地力を高める効果、作物の発根、発芽、生長を促進する効果、果実の糖分を増し風味をよくする効果など、さまざまな利点が認められています。
 ところが、木酢液・竹酢液には、直接作物に吸収されて栄養になるような成分や病害虫を防ぐ成分は少く、農薬や化学肥料とは比較にならないくらい微量です。この事からも、木酢液・竹酢液は農薬でも肥料でもないことがわかります。
 農薬や肥料とはいえないけれども、農薬や肥料などを施用するときに併用すると、薬剤や肥料の浸透性、吸収性がよくなり、薬効が高まります。これはメタノール、プノハノールなどのアルコール類、ケント類、アルデヒド類など、薬剤や栄養分を作物に浸透しやすくする成分の働きによるものです。主成分の酢酸についていえば、酢酸そのものは酸性で殺菌作用はしますが、抽出した酢酸(食用酢)だけを薄めて散布しても、木酢液・竹酢液を薄めて施用した場合のような効果は見られません。
 
 いろいろな成分を含んだ木酢液・竹酢液には、殺菌・殺虫作用もすれば、土の中の有用な微生物の増殖を助ける働きもします。たとえば10倍くらいに薄めて使うと、土壌消毒や害虫駆除のほか、フザリウム菌などの防除に効果がみられます。
 100倍以上に薄めると作物の発根や生長を促進します。1000倍以上に薄めた液で農薬を溶くと、薬効成分が作物の組織に浸透しやすくなり、それだけ農薬の効き目が良くなります。溶液を葉面散布すると展着剤のはたらきをします。、
 木酢液・竹酢液が農薬と違うのは、農薬のように特定の病虫害に効くというのではなく、いろいろな成分が複雑にからみあって複合的な作用をすることです。しかも、人畜には無害です。



燻 炭(くんたん) について

土の暖房と改良に最高
 日光吸収、温度調節、冬の土壌にエネルギーを送りこむ力は抜群です。
 使い方一つで、ビニールマルチングに勝るとも劣りません。炭素があるからです。
 また、元肥に施すと土が柔らかくなり、微生物のすみかともなる土壌改良材です。
 籾殻のままで施すと、殻についている病原菌が繁殖するのでよくありません。

燻炭の魅力
  1、炭は穴だらけで、空気が通り、水分もよく吸収するので、土の浸透性・保水性等
    土壌の物理性を改善する。
  2、炭を土に施すとVA菌根菌等の有用な微生物が増え、その結果根の張りが良く
    なり土壌病、虫害も減少する。
  3、ハウスなどでは、アンモニア等を吸着し、濃度障害が和らげられる。
  4、くん炭には、2〜3%のミネラルが作物に吸収されやすい形でバランスよく含まれ
    ている。しかも炭化の過程で
    炭酸塩等になって根によく吸収されやすい形になっており、ミネラルの補給効果
    がある。
  5、家畜糞尿に混ぜると臭いが消え、その堆肥は良質のものになる。

燻炭の特徴
  1、完全無害ですので、有用微生物の繁殖を促します。
  2、通気性・保水性が高い為、土壌硬化を防ぎます。
  3、集熱性・保温性が高いため、作物の成長を促進させます。

 燻炭の使用例
  1、ソ菜〜育苗培土30〜100%使用
       畑10a当たり200kg〜300kg投入
  2、大豆〜1反につき約100kgのくん炭混入
       根株部分に5〜10g混入
  3、花木〜培地の30〜100%混入
  4、果樹〜育苗植え付け時、苗木植え穴1カ所あたり
       100g〜300gを土と混ぜて使用

 燻炭






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